ご挨拶

常に先駆者・挑戦者であり続けるために─

皆さまには、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。

当社は2002年に三井住友信託銀行(旧住友信託銀行)と日本証券代行の共同出資により、上場企業の株主名簿の管理を一括して受託する証券代行業務の中で金融事務・システムサービスに特化する専門会社としてスタートしました。
その後、2013年3月に三井住友信託銀行の完全子会社となり、三井住友トラスト・グループの一員として成長・進化してきました。

三井住友信託銀行・東京証券代行・日本証券代行から株主名簿管理業務を中心とした各種業務を受託し、お客さま(ご委託会社・株主さま)の企業価値・満足度向上に貢献するという重要な役割を果たしていくために、正確かつ迅速なサービスの提供を目指しています。

当社は現在、金融環境の大きな変化・証券代行業務の制度変革・世の中の目覚ましい技術革新、デジタル化の加速やニューノーマル社会の到来といった大きなうねりの中にあります。
このような環境変化の中で自己変革を推進していくためには、デジタル技術の活用は不可欠です。これまでも株主さまからのお問合せ窓口となるコールセンターに最新のAIシステムを導入してサービス品質の向上を図ったり、全職員に一人一台端末を配布してテレワークを推進するなど、様々な取り組みを行ってきました。今後も最新のデジタル技術を駆使することにより、絶えず変化するお客さまのニーズを的確に捉え、正確・迅速なサービスを提供いたします。同時に新たなビジネスにも積極的にチャレンジし、業務範囲の拡大・サービスメニューの拡充を一層進めていきたいと考えています。

これからも、常に先駆者・挑戦者であり続けるために、新たな価値の創造に取り組むべく、スミトラTAのDX基本方針を策定し公表しました。この方針をすすめることにより三井住友トラスト・グループにとって、また社会にとって「かけがえのない存在」となることを目指してたゆまぬ努力を重ねていきたいと考えています。
さらに、フラットで自由闊達な風通しの良い企業風土の構築、意欲ある若手の登用や女性活躍機会の拡大など働き甲斐のある企業文化の醸成を常に心がけ、一人ひとりが成長を続ける会社を目指していきます。

今後も、皆さまからのご期待にお応えすべく、役職員一同全力を尽くしてまいりますので、一層のご支援・ご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申しあげます。

三井住友トラストTAソリューション株式会社
取締役社長 鍛代 聡